クリニックブログ

2023年8月30日
MFTとは

こんにちは、歯科衛生士の根元です!

突然ですが、皆さんはMFTをご存知でしょうか?

MFTとは、Myofunctional Therapyを省略した言葉で、口腔筋機能療法ともいいます。

お口の周りの筋肉を鍛えたり、舌癖を治したりするために行うトレーニングのことです。

このトレーニングをする事によって、歯並びの改善が期待できたり、一度矯正をした方は歯並びがまた元に戻ってしまうのを予防することができます。

また、ご自身やお子さんは、テレビを見ている時や宿題をやっているときなど、何かに集中している時、お口がポカーンと空いている事はありませんでしょうか?

お口がポカーンと空いている場合も、舌の位置が正しい位置にない場合が多く、歯並びに影響したり、風邪をひきやすくなったり、様々な影響が出てきます。

まず、舌の正しい位置とはどこなのでしょうか?

これを読んでいるあなたは今、お口のどの位置に舌がついていますか?

正しい位置は、ここです。

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上顎の赤丸の位置です。

「スポット」と言います。

このスポットに舌の先がついていますでしょうか?

ここに舌の先がついていないと、

・サ行、タ行の発音がしにくくなる

・舌の筋力の低下

・口呼吸になる

・お口がポカーンと空いている

・歯並びが悪くなる

などの様々な悪影響が出てきます。

「歯並びが悪くなる」については、

一度歯科矯正を行った方でもあり得ることです。せっかくお金をかけて綺麗に歯を並べたのに、また歯並びが悪くなってしまう可能性があるのは、勿体無い気持ちがしてしまいます。

このスポットと呼ばれる位置に舌をもっていくトレーニングの1つにはこのようなものがあります。

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このスポットの位置に、アイスの棒などのスティックを当て、ここに舌の先を持っていくトレーニングです。

この位置で5秒キープします。

2つ目に紹介させていただくのが、

リップルトレーナーです。

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このトレーニングは唇の筋肉を鍛えるため、「お口ポカーン」の改善につながります。

ボタンのような平たく小さいものをデンタルフロスや紐につけて、前歯と唇の間に挟み、紐を引っ張ります。

唇をグーっとすぼめないと簡単にボタンが唇から抜けてしまいます

当院では、筋肉の力が数値で出る機械を使い、来院時にチェアで定期的に測定を行っています。

最初は35くらいの値のお子さんが多いですが、トレーニングを続ける事によって目標値である10の値になるお子さんも沢山いらっしゃいます!

矯正を行っているあさひ歯科では、そんな、舌癖があったり、お口の周りの筋肉が低下しているお子さんのトレーニングを行っています。

どれもご自宅できるトレーニングなので、簡単に取り入れることができます!

ご自宅でも行っていただき、次の来院時に

どのくらいできるようになっているか確認しながら進めていきます

もしご自身のお子さんが、いつもお口をポカーンとしていたり、口呼吸になっていたり、滑舌が悪かったり、何か気になることがありましたら、お気軽にご相談ください!

もちろん矯正中のお子さんも、矯正を終えたお子さんも、お気軽にお声掛けください!

ぜひ、一緒にトレーニングをしてみましょう♪

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