症例集
2023年4月 3日
ガタガタに生えていることに加え、切端咬合
レントゲン写真
治療内容・期間 | 6歳の時に、前歯がガタガタに生えてきたとのことで来院されました。下の前歯が4本、上の前歯が2本生え変わった段階でした。 ガタガタに生えていることに加え、切端咬合といって、上下の前歯が先端で当たってしまう噛み合わせでした(オレンジの○)。 X線検査でこれから生えてくる永久歯を確認したところ、残りの永久歯同士もとても狭く、隙間がない部分もありました(緑の矢印)。 2018年9月、6歳の時に治療を開始しました。 上顎はハイラックス、バラエティ、ハイラックス、TPA、FANの順で装着しました。ハイラックスとバラエティは上顎を横に広げる装置、TPAは6歳臼歯の位置を広げる装置、FANは上顎の前歯を前方に出す装置です。 下顎のリンガルアーチは8回装着しました。およそ3ヶ月ごとの交換でした。 2022年9月には、拡大装置を上下ともに除去しました。同年12月からワイヤー矯正を開始し、2ヶ月だけ微調整を行って2023年2月に終了となりました。切端咬合だった噛み合わせも、また歯並びも綺麗になりました。 途中器具が外れてしまったのは3回くらいで、2回ほど「虫歯になったような気がする」と来院されたのですが、結局一度も虫歯にはならないまますべて永久歯になりました。 途中、お母様が「広げすぎではなか?」と心配されていましたが、そのままがんばって進めていただきました。 また、一度装置をつけている歯が腫れてしまいました。 装置の周囲の歯磨きが難しいために食渣等がたまってしまい、炎症が起きていたので、清掃と消毒をしたところ、良くなりました。本人によると、装置に食べ物が絡まるのが辛かったそうで、給食を食べるのが遅くなって大変だったそうです。 料金は427000円でした。 |
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リスク | 顎顔面矯正による歯列の改善は個人差があります。 |
価格 | 下記ページをご確認ください。 顎顔面矯正 |
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