クリニックブログ

2022年10月12日
食育

こんにちは。保育士の菅野です。

今回は、食育についてお話させていただきます。

まず大前提として、食事は身体の発育を促すだけでなく、何人かで食卓を囲むことで楽しく食事をすることが大切です。

その中で、歯を健康に保つために注意できることや予防できることにはどのようなことがあるのか?

 

虫歯になりにくい食べ方には、

①ながら食べをしない

なにかをしながら食べると、食べ物が口の中に入っている時間が長くなり、口腔内が酸性になる時間が長くなるので、酸が歯を溶かして虫歯になりやすいです。

食事の時は食べることに集中して、食事と食事の間をあけて口の中になにも入っていない時間をなるべく長く作るようにしましょう。

 

②食べる時の姿勢を正しく

ながら食べを改善するには、行儀よく正しい姿勢で食べることで食事に集中することができます。

足の裏をしっかり床につけて椅子に座るようにし、足元がぶらぶらする小さいお子さんには台を置いて足が床につくようにしましょう。

 

③よく噛んで食べる

噛む回数が多くなるほど、歯や顎が丈夫になるとともに、唾液の分泌がよくなり消化を促してくれます。唾液には、口の中を浄化してくれる作用があるので、口の中をきれいに保つことができます。

 

④規則正しい食生活を

不規則な時間に食事をしたり、食事の回数が多かったりすると、食べ物が口の中に残っている時間が多くなります。食べていない間は唾液が歯の修復を行ってくれるので、だらだら長時間食べずに食事とおやつの時間を決めるようにしましょう。

 

食べ方だけでなく、虫歯になりやすい・なりにくい食べ物の特徴として、具体的にどのようなものが挙げられるか、ご紹介していきます。

 

虫歯になりやすい食べ物

☆糖分を多く含むもの・・・チョコレート、クッキー、ジュース、スポーツドリンク、乳酸飲料

☆歯に付着しやすいもの・・・キャラメル、グミ、ドライフルーツ

☆口の中に長時間残りやすいもの・・・飴、砂糖入りガム

☆酸性が強いもの・・・レモン、グレープフルーツ、オレンジ

 

虫歯になりにくい食べ物

☆糖分が少ないもの・・・りんご、煮干し、チーズ、砂糖不使用のクラッカー

☆歯に付着しにくいもの・・・ゼリー、プリン、ナッツ類、野菜チップス

☆口の中に長時間残りにくいもの・・・アイスクリーム、ヨーグルト、ゼリー

☆食物繊維を多く含むもの・・・さつまいも、ごぼう、キャベツ、豆類、海藻類

 

柑橘系はビタミンCを摂取することができ健康においては有効ですが、酸が強いと歯が溶けやすく虫歯になりやすいので注意が必要です。

反対に虫歯になりにくいもので挙げた食物繊維を多く含む食べ物には、「唾液の分泌を促進する効果」や「歯の表面の汚れを落とす効果」があります。これらをよく噛んで食べることで唾液が多く分泌し、付着した歯垢などを取り除いてくれるのでオススメです。

 

前述でお話したように、なによりおいしく楽しく食べることが重要です。いきなりすべてを見直していくのは難しいので、無理なく少しずつ取り入れていければいいと思います。

そして食後はきちんと歯磨きなどのお口のケアを!

食育を通じて、健康な歯を守り育てていきましょう!

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