勉強会レポート

2018年6月10日
学会参加

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こんにちは。

2018年6月1−2日に、日本歯周病学会の学術大会(学会)に参加して参りました。

今回のテーマは、「歯周病治療がもたらすQOLの向上」です。

ポスター発表や企業展示、公演やシンポジウムの内容は、歯周再生療法の内容がたくさんありました。特にポスター発表では、各先生方の治療が紹介されていて、自分がやる時の参考になるものがありました。

イタリアミラノ大学の、ラスペリーニ先生の講義でも、再生治療の話がありました。具体的な症例と手術の手技から長期経過までを紹介していただきました。歯周初期治療をしたあと、再評価まで9ヶ月くらい経過を見る必要があるというのが勉強になりました。もしかしたら、そのことで抜歯を避けられることが出てくるかもしれません。

企業展示では、時々患者様からお問い合わせがある、口腔乾燥症(ドライマウス)のかたが使うジェルを試してみました。私自身ドライマウスの症状がありますので、探していたところです。たいていの商品が、「使用すると口の中が気持ち悪い」と言われています。今回、私もひとつ試供品で試させていただいたのですが・・・やはり口の中に味のする人工物が入っている違和感が気になってしまい、すぐにうがいをして流してしまいました。何か快適なものがあるといいなと思います。また探してみます。

二日間の学会翌日、6月3日には、ラスペリーニ先生によるハンズオンセミナーがありました。ハンズオンとは実際に手術の実習を行うセミナーです。実習で治療はできないので、豚の顎骨を使って練習します。

通常のエムドゲインを使った再生療法、GTR、CAF(歯茎が下がった時に行う手術)、そして様々な種類の縫合の練習もしました。

ラスペリーニ先生のお話を聞くのもこれで3回目でしたので、だいぶ理解してきたと思っています。

さて、さらに翌日ですが、この日はスタディーグループでラスペリーニ先生を囲んだ懇親会がありました。ラスペリーニ先生は12歳からギターをやられていたとのことで、診療室にもギターが10台置いてあります。そして、ロックがお好きだとのことで、ハードロックの生演奏が聞けるカフェで開かれました。

生演奏はボーカルの方が交代でいろいろと演奏してくれるのですが、どの方もとてもクオリティが高く、バックのバンドの方もスーパープロでした。私は普段サザンばかり聞いているので、ハードロックにはあまり縁がなかったのですが、それでもプロの音楽はとても楽しめました。ここのお店はまた行きたいと思います。

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