歯の豆知識

2014年4月27日
神経の治療をしたのに痛い

あさひ歯科のブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。

今回は、「神経を取ったのに歯が痛い」という、時々いただくお問い合わせにお答えします。

 

「前回麻酔をして神経を取りました。

神経が無いからもう痛くないはずだと思ったのに、噛むと痛いです。」

 

神経の治療を受けられた事がある方は、ご経験があるかもしれません。

これは、神経の構造の複雑さや、治療による侵襲、または中にいれたお薬による反応など、様々な要因がからんで起こります。

 

まず、神経の構造ですが、レントゲンで写ってくるような神経の管以外にも、無数の神経の枝が伸びていて、器具の届かないところにまで神経は存在しています。そこは薬剤を効かせて処置をするようになるのですが、到達しにくい場所の神経は、一部感覚が残っていることがあります。

 

次に、神経を取った傷口が根の先にできますので、上からの力(噛む力)が加わると、押されて痛い、という症状が出ることがあります。

 

さらに、もともと菌がたくさん溜まっている場合、治療を開始することによってその部分に薬が効いてきますので、菌がやっつけられてきます。死んだ最近は膿となりますので、膿が貯まると腫れてしまったり、それまで痛くなかったのに治療をしたら痛くなったという事がありえます。

 

以上のような原因から、神経の治療をした場合、世界の研究データで言われていることは、「治療後2時間くらいしてから症状が8割の方に出て、三日以内に治り、痛みの出現は治療の成功に影響しない」です。参考にしてみてください。

ただし、痛みが続いてしまう場合は何かほかの原因があるかもしれません。

 

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