症例集
2022年4月28日
叢生になりそうな症例を事前に治療
レントゲン写真
治療内容・期間 | 上下ともに叢生になりそうな症例を事前に治療することで永久歯を綺麗に生えるように誘導できました。 最初は6歳で、ほとんどの歯がまだ埋まっている状態でした。オレンジの丸印の中にある4本の永久歯はくっついて存在しています。特に矢印の歯ですが、両隣の歯に挟まれて隙間がないので、歯の間からは出てこられない状況でした。このままいくと、いわゆる八重歯になります。 下の歯も同様で、矢印の隙間に歯が入る隙間がありません。おそらく永久歯が生え揃う時にはガタガタになる予想でした。 2016年10月、6歳で矯正治療を開始しました。 使用した矯正装置は、上顎にはハイラックス3回バラエティ1回、どちらも拡大装置です。下顎につける弧線装置(リンガルアーチ)は合計5回装着しました。 顎の中で斜めに傾いていた永久歯も、出てくる場所を作ってあげたことで、綺麗に出てきました。そのため、ワイヤーによる矯正などは行っておりません。保定装置も使っていません。 最初から2年ほど経過したところで、「上の歯が広がり過ぎているけど大丈夫なのか心配」とのことでご来院されたことがありましたが、想定内の広がりだったので、そのまま頑張ってもらいました。 また、下の器具の脱離が6回あり、急遽の再装着の必要がありました。 途中2回、乳歯が虫歯になったので治しました。永久歯は今のところ1本も虫歯になっていません。 料金はトータルで44000円、2020年2月に器具をすべて撤去して様子を見ている状態なので、装置はつける期間と外す期間を繰り返しながら、3年4ヶ月のあいだ、矯正治療を行いました。 左の写真は矯正治療終了時です。すべての永久歯が生え揃いました。今後は歯磨き治療と経過観察を行っていく予定です。 保護者様によると、器具の脱離が一番大変だったとのことです。 |
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リスク | 顎顔面矯正による歯列の改善は個人差があります。 |
価格 | 下記ページをご確認ください。 顎顔面矯正 |
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